横綱の意思を継承し、
伝説は今も続く
「自分の酒を造りたい」
その一言がきっかけで千代の富士の酒が
誕生。
伝説の大横綱“千代の富士”の意思を継承し、
これからも終わることなく、
その伝説は続いていく。
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誰もが認める強さ
相撲も酒も最強
毎日毎日欠かさず稽古を続ける。頭でなく身体が反応するまで、身体に覚え込ませるんです。これを体得といいます。これは辛い稽古ですよ。しかしそうしないと絶対に上に上がれない。
と、生前に千代の富士が語っていた。
その強さは一夜にしてできたものではなく、
日々努力の積み重ねがその強さの秘訣で、天才はいないという。
相撲も強いが、酒もまためっぽう強かった。
それが伝説の男の所以かもしれない。
酒を酌み交わせば
思いは伝わる
飲み方も生き方も超一流。
千代の富士と飲めば、周りの人は潰れ、
一人で飲み続けるという酒豪ぶり。
一晩で消費する量は「升」ではなく
「ガロン」だったという。
土俵に命を捧げてきた男にとって
酒は気が安らぐ最高の時間。
そして、お互いの気持ちがわかり合える場。
土俵では体をぶつけて、酒では魂をぶつける。
だから酒の場でも手を抜かないのが
大横綱の流儀であった。
その伝説は
受け継がれていく
その伝説は
受け継がれていく
相撲を体得するには時間がかかります。
相撲の世界で大成している人は、小さい時から相撲部屋で叩き上げられてきた人が多いです。
ところがそこを飛ばしていきなり10をやっても
これは無理というもの。天才なんていないんだから。
と、千代の富士は言う。酒造りも同じである。
いいものを造るには時間と労力をかけ、やっと出来上がる。
そんな誇りある思いを受け継ぎ、継承していく。
千代の富士という名にふさわしい思いを胸に。
千代の富士 貢
- 本名
- 秋元 貢
- しこ名履歴
- 秋元 → 大秋元 → 千代の富士
- 横綱在位
- 昭和56年9月~平成3年5月
- 生年月日
- 昭和30年6月1日
- 出身地
- 北海道松前郡福島町
- 身長
- 183cm
- 体重
- 126kg
- 得意技
- 右四つ・上手投げ
- [生涯成績]
- 1045勝437敗159休(125場所)
- [幕内戦歴]
- 807勝253敗81休(81場所)
- 幕内優勝
- 31回
- 幕下優勝
- 1回
- 殊勲賞
- 1回
- 技能賞
- 5回
- 敢闘賞
- 1回
- 金星
- 3個
- 初土俵
- 昭和四十五年九月場所
- 新十両
- 昭和四十九年十一月場所
- 新入幕
- 昭和五十年九月場所
- 新大関
- 昭和五十六年三月場所
- 新横綱
- 昭和五十六年九月場所
- 引退
- 平成三年五月場所
伝統を受け継ぎ、
相撲界のさらなる発展を願い
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